convergence of alternating series
交代級数が収束する。
Dirichletの定理(詳しくはこちら。)
実数の数列が単調で、かつ、
で、
が、その部分和列が有界であるとする。
このとき、が収束する。
この証明については、適度に部分和分をとり、単調性を利用して不等式評価することで、絶対収束することを示す。
任意のBanach空間で、絶対収束する級数は収束する。
そして、ここで単調な0に収束する数列を考えて、
そして、部分和列が誘拐な数列として、1,−1の繰り返す数列を考える。
これすなわち、交代級数の収束性の議論に他ならない。
Weierstrass M test
集合A上の実数値または複素数値の関数列に対し、ある数列
が存在して、
かつ、
ならば、
は、A上絶対一様収束する。
このWeierstrass M testを使えば、交代級数がxに依存する関数だったとしても、適当な数列によって上から抑えることで、その集合上、つまり定義域上で、絶対一様収束することを証明できる。
weierstrass M testについてはこちら。