まず、単語力(体力)がないので、それをつけるために、必要な単語をまとめる。
Wiener Process
- こちら。
- Wiener過程とは、実数値連続時間確率過程の1つである。
- Brown運動との関わりがある。
- 最初は0である。
- は、過去のによらない。
- u秒間の変位は、分散がuの正規分布による。
- Wtは時間について連続。
- もし多項式が偏微分方程式を満たすなら、確率過程はマルチンゲール。
- マルチンゲールとは、離散確率過程で、各値Xnの絶対値は有限値で、次の値の期待値は、前にかかわらず、直前の値となる、過程である。
- バナッハ空間とは、完備のノルム付きベクトル空間である。ベクトル空間で、ベクトルの長さとベクトル同士の距離を計算できて、ベクトルのコーシー列がwell definedな極限に収束する。
- ちなみにHilbert空間は、Banach空間である。内積の方が厳しい。
- 確立論でのFiltration。確率空間をとして、全順序つき添え字集合Iについて、として、をAのσ部分代数とする。すると、もし、for all ⊆ならは、をフィルトレーションという。添え字の順位が上がっていくにつれて、領域が拡大していく様。癌は前の領域も含んだまま拡大していくので、時間という添え字のついてFiltrationとして見なすことが出来る。
- 確率空間。Probability Space。確率空間とは、全空間の測度が1となる測度空間のことである。
- 確率空間のさらに拡張した定義。確率空間は三つ組みでで、
- Ωは標本空間(∅ではない)
- Fはに含まれるσ代数。つまり、Ωの部分集合(イベント)の集合。
- FはΩを含み、
- FはAを含むなら、Ω\Aも含み、
- Fは可算の連結について閉じている。Fの要素をいくつも(無限個)合併してもFの要素。(シールにシールはってもシール)
- ついでに、De Morganの法則を使えば、共通部分についても閉じていることが言える。
- 確率測度Pとは、F上の関数で、
- 準同型っぽい関係。Fの独立な部分集合Aiについて、。
- 全標本空間の測度は1。規格化している。
- 可測関数について。可測空間、つまり標本集合とσ代数が備わった空間を考える。2つの可測空間があったとして、一方から他方に対応づける関数のこと。
- for every 。
- マルチンゲールの一般的な定義では、確率過程Yがバナッハ空間Sでの値を取るとき、Y: T×Ω→SがフィルトレーションΣ*と確率測度Pについて、マルチンゲールであるとは、
- は確率空間
- Yはフィルトレーションに適応する。(つまり、添え字集合Tの要素tについて、ランダム変数は可測関数である。
- for each t, YtはLp空間 として、
- for all s and t with s and all F ∈、
- これを言い換えると、。これは、マルチンゲールっぽさだよね。
- もし仮に血圧の挙動がマルチンゲールだとすると、過去の病歴にかかわらず、1秒後(年後)の血圧の値の期待値は、今の値と一緒。という具合である。
バイバイ!