Dominated convergence theorem

測度空間における、複素数値を返す可測関数の、列を考える。

列が、ある関数に各点収束して、(1)

全ての添字について、全ての点について、その関数列、と収束先の関数がある可積分関数によってdominateされるとき(2)

(つまり、 |f_n(x)| \leq g(x)ということ)

 

このとき、収束先の関数は可積分で、極限をとる操作と測度を使って積分する操作を入れ替えても良い。

 lim_{n \rightarrow \infty} \int_S f_n d \mu = \int_S fd \mu

 

ちなみに、可積分であるとは、 \int_S |g| d\mu <\infty

測度を使って積分してもそれが有限の値を取ります。ということ。

 

これを使う場面としては、PDEや確率論がらみで出てくるようだ。

こちらのwikiを参照。