生物の物理化・非物理化

細胞の中の事柄を、ネットワークやグラフで捉えようという試みがある。

・遺伝子制御ネットワーク Gene Regulatory Network

・化学反応ネットワーク Chemical Reaction Network

そのネットワークおよび時間発展を研究する試みは数多くなされてきたし、データ解析と融合することで、それらのダイナミクスの様相が明らかになりつつある。

 

次の革命は何かと考える。

 

現に、物理からのアプローチは進んでいる。連続体力学、電磁気学量子力学、熱力学などが参入してきている。もちろん、データの説明可能性も保証される。

やはり、生物の物理化が進むのか。

 

物理で捉えにくい部分は無いのだろうか。自然は物理を好むなら、物理をさけたければ人工的なものを取り込むべきなのだろうか?

 

自然から生まれた生物。それに人工の事物を混ぜ反応・融合させる。すると生まれるものは何なのだろうか。

生物の多様性と人工事物の多様性。これらの組み合わせの爆発。

 

生物の非物理化とは何なのだろうか。

 

生物物理のリンクを張っておく。

https://www.facm.ucl.ac.be/Full-texts-FACM/Leonard-2017-2-full-book-The%2BBiophysics%2Bof%2BCell%2BMembranes.pdf