ツツガムシ病とその近傍について考えてみる。
ツツガムシ病が、どういう病気かというと、
O. tsutsugamushiに刺され咬まれて発症する、高熱、発疹などの症状を示す病気。
流れは何かというと、
野外活動などでツツガムシと接触する
潜伏期間が5-14dayで、
悪寒、発熱、頭痛、体幹から広がる全身麻疹様皮疹
虫の刺し口から広がる痛みを伴う(有痛性)紅斑
所属リンパ節が腫大
WBC, 血小板の量が減少する。
評価のため、確定診断として、2つの手法がある。
血液から、抗O.tsutsugamushi 抗体
咬み口から DNA
治療しなければ、DICを発症する。
DICってなんだっけ?播種性血管内凝固症候群
腫瘍や感染症などで発症する。
腫瘍や白血病細胞の表面の組織因子が、凝固反応を開始させて、全身に血栓ができる。または、
感染症によって、細菌などが発した、エンドトキシン(発熱物質)が白血球やマクロファージなどに組織因子を発現させて、それから、同じように、血栓ができる。
すると、凝固系が足りなくて、出血傾向になる。同時に、線溶系が消費されて、より凝固されやすくなる。さらに、線溶系が活性化により新たな出血に対する凝固が相殺されてしまい、出血が止まりにくい。
ツツガムシ病でもひどくなれば、こうなる。ということか。
治療としては、テトラサイクリンや、クロラムフェニコールを使いましょう、だそうだ。
周辺知識を埋め立てしていく。
好酸球減少を示す疾患として、
急性心筋梗塞・・・?(これは心筋に浸潤してくるらしい)
副腎皮質ホルモン・・・?(これは、
ステロイドと感染症(森信好) | 2017年 | 記事一覧 | 医学界新聞 | 医学書院にも見られるように、好中球の遊走を抑制することで、血中濃度を高める機能があるらしい。
心筋梗塞について見てみるとするか。