低酸素・虚血はATP枯渇を引き起こす、Naポンプ機能の低下や嫌気性解糖の上昇、タンパク質合成阻害。ATP低下、カルシウム流入、収縮帯形成、細胞腫脹、グリコゲン枯渇、pH低下など。低酸素改善しても、再灌流傷害が起こるかも、活性酸素や炎症細胞湿潤が出てくる。血栓融解療法とかがある。酸化ストレスとは、superoxide, hydrogen peroxide, hydroxyl radical, マクロファージはperoxynitrite, 好中球が作るhypochlorous acidなどがある。タンパク修飾、脂質過酸化、DNA損傷。スーパーオキシドディスムターゼ、グルタチオンペルオキシダーゼ、カタラーゼなんかが対抗手段。細胞毒もある。直接的なものは、塩化水銀、抗がん剤(プラチナ製剤)は腎障害あり。間接的なものは、P-450経路で代謝されて細胞を傷害するもので、四塩化炭素やアセトアミノフェンがある。小胞体ストレスは異常タンパクを認識して、シャペロンを増やす、タンパク合成、ユビキチン系タンパク分解を増やす。それでもダメなら、BH3を活性化して、カスパーゼを活性化してapoptosis。感染症、Ⅱ型糖尿病、神経変性疾患、老化でもこういうこと起こる。Cystic Fibrosisは肺の上皮が死ぬ、Familial hypercholesterolemiaはLDL受容体、Tay-Sachs diseaseは解糖系の酵素がおかしい。Retinitis pigmentosaはロドプシン、Creutzfeld-Jacob diseaseはPrionが、Alzheimer病はアミロイドβ、Alpha-1-antitrypsin-deficiencyはそのまま。が傷害に関与する。DNA傷害は放射線、化学療法、活性酸素、遺伝子変異。炎症はサイトカイン、細胞傷害を起こす共通のメカニズムは、ミトコンドリアの機能障害、膜透過性の異常は、アスベストはマクロファージが分解出来ない、リソソーム膜を突き破る。膜は細胞膜、ミトコンドリア膜、リソソーム膜など。適応することが出来ることあり。その内の1つは肥大。生理的肥大は、妊娠時の乳腺や子宮。適応性肥大は筋トレ。病的肥大は、高血圧性心肥大や特発性肥大型心筋症。張力刺激と栄養因子による適応。過形成なんかもある。生理的なものとしては、ホルモン性のものは、妊娠時の乳腺や子宮。代償性過形成では、肝切除後、腎摘出後の対側腎。病的なものは、ホルモン・増殖因子過剰や、子宮内膜症、乳腺症、甲状腺機能亢進症。ケロイド、疣贅By乳頭腫ウイルス、女性化乳房、慢性膀胱炎など。萎縮の分類の仕方として、病的萎縮の原因で分けられる。廃用性、神経性、貧血性、低栄養性、内分泌性、老人性、圧迫の7つ。気道繊毛上皮から、重層扁平上皮になることは、扁平上皮化生。たばこが原因。粘液排出出来ないので、癌病変へ。ビタミンA欠乏症も同じ。Barrett食道炎は重層扁平上皮から、線毛上皮になる。胃液の逆流。食道の腺癌が出来る。腸上皮化生は、胃粘膜から小腸上皮様の構造変化。最後に結合組織の化生。化骨性筋炎など。細胞内蓄積にはいろいろ種類がある。脂肪変性。コレステロール及びコレステロールエステルでは、フィブリンの下にコレステリン結晶というのが出来る。ラッセル小体は多発性骨髄腫では、核の横のゴルジが明るく抜けるのが形質細胞。ピンク色の結晶がラッセル小体。イムノグロブリンがたまったもの。マロリー小体、アルコール小体、暗赤色の肝障害特異的構造物。アルツハイマー原線維変化。グリコーゲン、色素沈着。リポフスチンはオートファジーは脂肪の過酸化物を分解できず、残っていく。ヘモジデリンは鉄がたまる。メラニンは悪性黒色腫は、青いのは核が多いからダメ。病的石灰化は、異栄養性石灰化や異所性カルシウム沈着がある。