こちらの記事があんまりよくわからなかったので、自習のため、メモ書きを残しておこうと思う。
- ポアンカレ予想
- 幾何化予想
- リッチフロー
- リーマン多様体
- 微分可能多様体であって計量テンソルを備えた図形
- 局所的に見た時に、ユークリッド空間となっているのが多様体
- その局所的なユークリッド空間において、微分が出来る。
- 微分をするときに、どの方向に微分するか、という偏微分の考えを持ち出すことができる。
- すると、方向性を加味した概念として、ベクトルが出てくる。
- ベクトル同士の内積を取ることで、ベクトル同士の類似度、近さを考えることができる。
- この際の、内積のために、計量なる、正定値行列を考える。
- この計量自体も、多様体の点が滑らかに変化したら、変化していく。言い換えると、多様体上の点を入力にして、正定値行列を返すような装置、これを計量テンソルという。
- まとめ直すと、リーマン多様体は、計量テンソルを備えた、微分可能な、多様体。
- リッチ曲率
- リッチフロー
- 計量テンソルが、リッチ曲率によって時間発展する。
- どうしてリッチフローをグラフに持っていくかというと、リッチフローでグラフを変形させていく中で、グラフをコミュニティーごとのパーツに分解していくことを狙っている。
- そのために、グラフ上にリッチ曲率を定義したい。
- リッチ曲率は微分幾何学の世界の話。
- Ollivier Ricci曲率
- 2点の確率分布の間の距離と2点の距離の比が、曲率に左右されることを利用して、逆に定義する。
- 最適輸送理論
- これについては、以前まとめた記事がある。
medical-science.hatenablog.com
- Wasserstein距離なる、確率分布の間の距離を定義する。
- 輸送コストを最小にするような運び方(確率分布の遷移)を考えたときの、そのコスト。
- 適当なエントロピーで正則化すると、Shinkhornアルゴリズムを使える。
- これについては、以前まとめた記事がある。
- グラフ上のリッチ曲率
- グラフに確率を乗せる。
- グラフの点について、その点にはαの確率、その近傍の点には、に比例する確率を乗せる。
- 言い換えると、確率分布をそれぞれの点とそれに隣接する点に乗せる。隣接する点には、点同士の距離に依存した指数関数に応じた量を確率として乗せる。
- 確率分布をそれぞれの点に定義することができるので、それを輸送することを考えると、確率分布のWasserstein距離を計算できる。
- これはαに依存する関数となる。
- そして、このWasserstein距離とグラフ上の距離を使えば、グラフの2点間のリッチ曲率に対応する関数を得ることができる。
- このαを1に極限を飛ばす
- グラフ上のリッチフロー
- エッジの重みの時間発展、
- これを時間発展させて考える。