- Tick borne 病の感染の疫学について
- https://link.springer.com/article/10.1007/s11538-023-01133-8
- Tickのdynamicsと、Hostのdynamicsに分け、それぞれに相互作用と階層性を持たせて考える。
- Tickについて
- Larval, Nymph, Adultの3つに分ける
- さらにそれぞれのステージを、Questing とFeedingの状態に分ける。
- これによって陰に時間遅れを表現できる
- さらに、NymphのステージのFeedingのステージを、さらい、宿主の大きさでSmallとLargeに分ける。
- 生物学的な観点だろう。
- まず、このモデルで、Hostの密度、大きさの分布を変えることで、影響を調べる
- 続いて、Hostについて
- まず、SmallとLargeという、大きさで分けてDynamicsを考える。
- SIRモデルに、Tickの部分を入れる。
- 通常のSIRモデルは、SとIの掛け算に依存して、感染者が増えたが、今回は、Tickの量に応じて増えるモデルにする。
- そのため、Tickに感染性なるものを考える必要がある。
- 再びTickについて
- Tickの全てのステージ(階層性も考慮して)について、SusceptibleとInfectedの2つに分離して考える。
- こうすることで、Tick borne病なる、Tickに備わった概念を追加で考えられる
- ざっくりまとめると、TickのDynamicsに2つのSIRモデルを絡めたモデルと解釈できる。細かい調節機構は、関数の表現力に委ねる。面白い。