プロラクチン、乳汁分泌、

プロラクチン分泌について

 

ホルモン分泌において重要なのは、

1:どのホルモンが

2:いつ

3:何に作用し

4:何を引き起こすか

 

胎盤由来エストロゲンは、妊娠中に増加するプロラクチンの乳汁分泌作用を阻害。

 

オキシトシンは、分娩後に射乳を促進。

 

スルピリドドパミン受容体を遮断。

 

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ドパミンはPRLを阻害する。よって、スルピリドはプロラクチンを増加させる。

 

ブロモクリプチンは逆で、ドパミン作動薬であり、プロラクチン分泌を抑制する。

結果として、乳汁分泌は抑制される。

 

 

関連事項として、高プロラクチン血症がある。原因は多岐にわたるが、

 

下垂体で過剰産生されるプロラクチノーマ

下垂体茎の圧迫・切断

薬剤性

甲状腺ホルモン低下による過剰なTRH(原発甲状腺機能低下症、橋本病)