良い情報を得る、とはどういうことかを考えている。
以下の記事を読んでみる。それを踏まえて、生物・医学・薬学系の分野では、どう行動すべきか、を知りたい。(とても知りたい)
The 5 best ways to get good information - Centre for Technology Awareness
- 情報の出所を知ること
- 信頼度の高い情報を得るため
- 少なく質の高い情報を求めること
- 情報を効率的に得るため。
- 話より事実に注目すること
- 人は感情に流されやすいから。
- 偏った情報の取り方をしない
- 似たような情報源からでは、自分の考えが偏ってしまう。
- Filter Bubble効果なることが起こる。
- 批判的に考えること
- 情報の信頼度や論理的整合性が完璧とは限らない
- よって、ところどころ自分で精査するする必要がある。
では、これを生物・医学・薬学の分野で行うとしたら、どうなるだろうか。
- 情報の出所を知る
- 論文のjournalの名前
- 出所の信憑性の基準の候補
- Impact factor
- 歴史
- 少なく質の高い情報
- 全部の文献を読んでられない。
- まとめを読む。
- 分野のまとめなら、Review
- 1つの文献のまとめなら、Summary or abstract
- 話より事実に注目すること
- 文献の文章だけでなく、その論拠となるデータや方法を見ようということか?
- 偏った情報の取り方をしない
- 偏った取り方とは、
- 1つの文献だけを読む。
- 1つの研究室や著者の文献だけを読む。
- 自分の仮説を支持する文献ばかり読む。
- 上記の行為を避ければ良い。
- 偏った取り方とは、
- 批判的に考える事
- 批判的に考える≈論理を確かめる、とする
- 論理とは、
- 3つ
- 前提(公理、仮定、背景知識)
- 証拠(データ、解析手法、証明方法)
- 結論
- とその繋がり
- 3つ
- それらについて、精査すること
- 上の文章を生物・医学・薬学論文の言葉で言い換えてみる。
- 論文は、
- 前提(introduction)
- 証拠(result, (method))
- 結論(conclusion, (discussion))
- の3つからなり、それらの(論理的な)繋がりを精査すること。
まとめ
- 信頼度の高い文献
- Review, Summaryを読む
- データや方法に気をつける
- 偏らない
- 批判的に読む