今回はこちらのコンテストについて書く。
A.
△ABDについて、∠BAD=180-65-50=65=∠BDAより、AB=DB=CD。△BCDについて、∠DBC=∠DCB=(180-∠BDC)/2=60なので、△DBCは正三角形。よって、BC=BD=BA。よって、3点A, C, Dは点Bを中心とする、半径BAの円上にある。
∠ACD=∠ABD/2=50/2=25。求める、∠BCA=∠BCD-∠ACD=60-25=35°
B.
tanθ=1/2、sinθ=1/√5より、sin2θ=2*(1/√5)*(2/√5)=4/5。tan2θ=4/3となる。
よって、PC=BC/tan2θ=DC*3/4なので、DP=DC/4。DQ=DM*tan2θ=(AD/2)*4/3=DC*2/3より、QC=DC/3となる。よって、PQ=DC*5/12、よって、求める比は、DP:PQ:QC=3:5:4。和は12
C.
n個の白玉列を黒玉列に変える操作の数を、f(n)と置く。
図のように、n=5の時を考えて、逆にたどると、白玉の数は操作には全く関係無いので、黒玉4つの列を作る問題に変わる。これはf(4)を考える問題になり、漸化式を使って求められそうである。
よって、f(16)=8*f(15)=8*8*7*7*6*6*5*5*4*4*3*3*2*2*1*1=1625702400
D. p+q=r^2, p-q=s^4, r+s^2=qなので、2*q=r^2-s^4=(r+s^2)(r-s^2)=q*(r-s^2)。よって、r-s^2=2 。rが奇数なら、sは奇数である。rが偶数なら、sは偶数となる。すると、qは偶数となる。qが偶数であるので、pとrの偶奇が一致し、pとsの偶奇が一致する。qが偶数であり、p, r, sの偶奇が一致し、互いに素な組なので、p, r, sは奇数である。
sは2以上なので、sは3以上である。s=3のとき、r=3^2+2=11 。q=11+3^2=20 。p=11^2-20=101 。よって、p*q=2020